シュンラン、カンランも山では「ラン菌」との共生で生きていることは、ラン作りの常識である。
しかし、山から掘ってきた途端に、細長い鉢、ラン菌のいない軽石・・・で植える。
この自生地と大きく異なるコンポストで、肥料で栽培した花。
その花が・・・本当の花なのか?
花の色なのか?
Cymbidiumを作って45年。
宇井清太は毎年花を見てきたが、Cymbidiumほど毎年同じ花色を見たことはない。
毎年微妙に花色は異なる。
花一輪の「重量」が異なるのである!!
この重量。
これこそ、光合成の作った物である。
ラン菌のいないコンポストの花は本当の花か?
そういう疑問が湧いてくる。
東洋ラン界の花の観賞、薀蓄はものすごいが・・・・
その花というのは、その品種の本来の花なのであろうか。
花一輪の重量が基本の重量より少しでも軽いと・・・ほとんどの場合本当の花ではない。
色の発色が異なるのである。
Cymbidiumの切花栽培では、この花の重量が軽いものは、
本来の色ではないし、水揚げも花保ちも非常に悪くなる。
商品としての価値がないことになる。
SUGOI-ne栽培というのは、この花一輪の目方、重量のことを重視している。
軽石のラン菌のいないコンポストでは、どう頑張っても、SUGOI-ne栽培の花の重量にはならない。
光合成の問題である。
春ランもCymbidiumの一つの種。
写真のようなCymbidium育苗条件下で栽培すると
全然無造作に作れる。
特別な技術などない。
SUGOI−ne栽培の基本は「プラ鉢」「ポリ鉢」が基本であるが、
東洋蘭界では、永年の文化がある。
軽石植に適合した「細高い鉢」。
この鉢がSUGOI−ne単用の膨張に不適であるという。
SUGOI−neミックス チップの開発でこの問題は解決した。
SUGOI−neは東洋ランの普及が目的、
ラン鉢というのは、春ランの自生地の根の姿と大きな違いがある。
ラン本来の栽培鉢は・・・むしろ平鉢が自生地を再現している。
春ランを素焼鉢で植える方法として、この鉢底を1、2cm水に浸けると簡単で素晴らしい生育になる。
全然、潅水が難しくない。
SUGOI−ne栽培は、常に適度の湿度で最も生育が良い。
このことが、この栽培で可能になった。
SUGOI−neなら、こういう栽培法も可能である!!
SUGOI-ne栽培では「オシボリ」の湿度を保つことができれば、どんな栽培法でもイイということ。
写真撮影 7年8月27日 月曜日 15:54:14
猛暑に負けない。
既に花芽が2本出ている。
SUGOI−ne栽培は、凄い花立ちになる。
この特性が春ランでも起こる。
山堀2作目の春ラン。
固焼き鉢。
SUGOI−ne2号ゴールド単用植え
水浸膨張法で膨張。
鉢底面水浸け法栽培。
この方法はここにクリック
SUGOI−neはこれまでの常識を破る。
この春ランの栽培法も東洋ラン界から見れば・・・とんでもない栽培である。
だが、SUGOI−neの優れた毛細管現象は、このような栽培をも無造作に可能にする。
ランが喜んで生育する方法であれば、ラン栽培はイイ・・・のである。
ランの自生地を再現する方法は多様である。
宇井清太は固定観念を持たない。
自由な発想こそ、これからのラン栽培の方向であろう・・・。
ラン界の活性化。
常識とはなに? SUGOI−ne2号ゴールドによる
春ラン 鉢底面水浸け栽培
宇井清太
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